Research Centre for Satoyama Studies (Socio-Ecological Studies)

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里山学研究センター公開研究会
(共催:科研費(基盤B)
「農地の法的社会的管理システムの比較研究」
(代表者・楜澤能生))

2022.08.10

以下のとおり、里山学研究センター公開研究会(共催:科研費(基盤B)「農地の法的社会的管理システムの比較研究」(代表者・楜澤能生))を開催いたします。

みなさま、奮ってご参加ください。

EUとドイツにおける 持続可能な農業を展望する政策と法(PDF)

【タイトル】

「EUとドイツにおける 持続可能な農業を展望する政策と法」

【日時】

2022年9月7日(水) 10:00~13:00

【企画趣旨説明者】

楜澤能生 教授(早稲田大学・研究代表者)

【報告者】

Cara von Nolting 研究員 / José Martinez 教授・所長 (ゲッチンゲン大学農業法研究所)
「EUにおける「農場から食卓」戦略と ドイツのエコロジー農業の将来戦略」

Friederike Heise 研究員 / Jonas Lohstroh 研究員 (ゲッチンゲン大学農業法研究所)
「家族経営の維持との緊張関係における農業の工業化」

【概要】

近年、持続可能な食料システムの構築を目指す食料・農業政策が世界的に大きな進展を見せています。
ドイツでは有機農業を全農地の20%に拡大するとの目標を掲げる「未来戦略 有機農業」が2017年に、EUでも有機農業を全農地の25%に拡大するとの目標を掲げるFarm to Fork戦略が2020年に公開されています。
こうした動向を受けて日本の農水省も2021年に突如「みどりの食料システム戦略」を公表し、2050年までに農地の25%、1万haを有機栽培農地にするという目標を掲げました。こうした戦略は、経営規模の拡大による生産性の向上をめざす従来型の農業政策に対するオールタナティブとなりうるのでしょうか。生産機能だけでない多面的な機能の発揮、自然の循環機能という視点から農林業を捉え、そのような農林業の持続的な展開を担保する農林地維持管理法制を確立するという、両国に共通の課題をめぐって議論します。

【場所】

龍谷大学深草学舎 和顔館4F会議室3 (要・事前申込 9月6日(火) 午後3時締切)

【参加費】

無料

【申込方法】

以下の参加申し込みフォーム に必要事項を記載してお送りください。
<申込先> https://forms.office.com/r/qi3yCzH4qf


皆さまのご参加をお待ちしております。