Research Centre for Satoyama Studies (Socio-Ecological Studies)

里山学研究センター

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環境教育・市民活動

環境教育・研修

本研究センターは開設以来、地域の里山に関する研究とともに地球規模の自然環境問題やSDGsに関する研究に取り組んできました。その蓄積を活かし、龍谷大学の学生向けの授業にくわえ、市民団体や企業、行政団体などを対象とした環境教育・セミナー・研修を開催するなど、幅広く教育活動に取り組んでいます。

龍谷大学教養教育科目「里山学入門」

センターの研究員により深草学舎および瀬田学舎において里山学に関する講義科目を提供しています。

「里山学講義」

里山学研究センターでは、里山学を学ぶための教科書として「里山学講義(2015年、晃洋書房)」を刊行しています。

里山学講義

研修・セミナー、その他

研修

京都弁護士会司法修習生選択修習など

大学間里山交流会

2004年に龍谷大学、京都女子大学、九州大学、金沢大学の4大学で大学間里山交流会が結成されて以来、里山の保全・活用に関わる研究や教育を行う諸大学と交流をおこないネットワークを広げています。龍谷大学では、2010年と2014年に大学間里山交流会を主催しました。

市民活動

「龍谷の森」里山保全の会

「龍谷の森」里山保全の会は、龍谷大学教員有志によって2003年7月に設立された地元市民を中心とした団体です。「龍谷の森」の保全活動をつうじて、地域の自然と文化を学び、市民と龍谷大学教員と学生が交流する場となっています。毎月第2土曜日が定例活動日です。興味がある方、参加を希望される方は副代表世話人の林までご連絡ください。

南大萱地域

龍谷大学瀬田キャンパスへの最寄り駅、JR瀬田駅から龍谷大学にかけての地域は、かつて南大萱と呼ばれていました。瀬田丘陵と琵琶湖に挟まれたこの地域では、森林や湖と密接に繋がった暮らしが営まれてきました。また、奈良時代の日本最大規模の製鉄所であった源内峠遺跡や、巨大な須恵器の鴟尻が発掘された山ノ神遺跡、三角縁四神四獣鏡(東京国立博物館に寄贈)が出土した織部高山古墳など、日本の歴史上重要な史跡が数多く存在し、歴史的・文化的にも重要な土地です。里山学研究センターでは、南大萱の地域住民によって構成される「南大萱資料室」と連携して地域の調査・研究を行い、さらにその結果を基に学生教育を行っています。

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田上地域

龍谷大学瀬田キャンパス「龍谷の森」のある瀬田丘陵の南側には田上(たなかみ)地域が広がっています。 湖南アルプスと呼ばれる田上山の麓にあり、豊かな土壌と水に恵まれた田園地帯として知られてきました。 田上山は古来より、木材や鉱物に恵まれ、農耕信仰や山岳信仰の対象となるとともに、万葉集をはじめ多くの歌にも詠まれています。里山学研究センターでは、田上地域をフィールドワークの対象として、地域住民と協力し、里山の生態系や人々の生活の研究を進めています。