センターについて

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特色と目的

本研究プロジェクトでは、持続可能な社会の構築に向けて、「里山モデル」を基礎として、地域自然資源の管理に関する総合的な研究を行います。さらに研究成果および地域自然資源管理に関する先端的研究状況や社会的実践について、市民へ向けての情報発信や教育への還元を目指します。

自然と無関係に成立する文化が存在しないのと同様に、自然もまた人間の生活と文化により形作られます。「文化的自然」という言葉に示されるように、自然との相互作用により里山には豊かな自然が成立しうるのです。

「里山的自然」とは何かを明らかにし、里山維持の伝統的な技法や作法を解明するとともに、そこで得た知見を手がかりにしながら里山以外の様々な場における人と自然との関係を研究していこうというのが、「里山モデル」の考え方です。

2015年度からは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として、主に琵琶湖水域圏を中心に、3つの研究班で研究活動を進めます。

第1研究班では、琵琶湖の水系環境の現状と歴史的変遷の研究を基に、琵琶湖水域圏の生物多様性と生態系保全の仕組みを解明し環境保全ツールの研究を行います。

第2研究班では、水域圏環境に大きく作用する森林資源の持続可能な管理・利用の研究を基に、持続可能な再生可能エネルギーの利用可能性と持続可能な森林管理、そこから新しい農業政策についても研究を行います。

第3研究班は最新の景観地理学と防災学の研究水準を取り入れ、その成果を地図上で総合化することで、自然に調和した社会の構築に向けた研究を行います。

各班の成果を総合的にとりまとめる総合研究班は、「環境倫理」「環境教育」「地域・環境政策」をキーワードに都市部を包括した、人間と自然環境との持続可能な関係の再構築をめざす「琵琶湖イニシアティブ」を提唱します。

上記のような多角的、総合的な研究をNPO、行政、地域産業との連携という形で地域社会とも積極的に関わり、同時に教育プログラムの開発、社会教育など、さまざまなレベルでの社会貢献、教育活動に活かしていくことを目指します。

研究体制

総合研究班

「琵琶湖イニシアティブ」の政策と提言

班長 牛尾 洋也(龍谷大学法学部 教授)

第1研究班

「水と生命」

班長 田中 滋(龍谷大学社会学部 教授)

第2研究班

「資源と産業」

班長 宮浦 富保(龍谷大学理工学部 教授)

第3研究班

「人と暮らし」

班長 鈴木 龍也(龍谷大学法学部 教授)

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